「ちょっとご相談が…」で他人を動かすことができる

それは、何かにつけて相談を持ち掛けることである。

まずはちょっとした相談をして、相談を聞いてもらったらお礼と一緒に「また何かあったら相談させてください。

○○さんしか相談できる人がいなくて…」と言うといい。

こういわれて悪い気がする人はいないし、むしろ頼りにされていることで嬉しく感じるはずである。

そして、何度か相談を重ねていくと、相手があなたを「助けてあげたい」と思うようになるのだ。

このときに、あまり面倒な質問ばかりすると相手は嫌と思うかもしれないので注意が必要だ。

しかし、「例の案件で他の部署に協力を求めたんですが、どこも非協力的で」と相談した時に、「代わりにオレが交渉してやろう!」と自ら動いてくれればしめたものだ。

そうなれば、困った時には「ちょっと、ご相談が…と切り出しさえすれば、相手が自ら動いてくれるようになるだろう。

その日の天気によって、人の気持ちは変わってくる

多くの人は晴れの日が好きだろうし、なにより機嫌がいいだろう。

逆に雨や曇りだと、テンションが下がるだろう。

もし大事な商談や交渉があるときは、話をする場所が屋内外問わずできるだけ晴れている日にするほうが、話を快く承諾してもらえる可能性が高まるだろう。

天候に左右されない職業についている人であっても、せめてその日の天気予報を、できれば週間予報も確認しておくといい。

なぜならば、気分屋の上司や取引先を相手するときには、たとえ話が同じ内容であっても、その日の相手の気分によって商談の結果が変わるかもしれないからだ。

成功率を上げるには、できるだけ晴れの日に行うといい。

さらに、相手の機嫌が良い時に話をするとなおいいだろう。

指摘を受け入れてもらう魔法の言葉

言い方によっては、相手が人格を否定されたと受けとり、それまでの友好関係にひびが入ってしまうかもしれないのだ。

しかし、そんなことをいって相手の間違いを見て見ぬふりするわけにもいかない。

無視しても相手のためにならないうえに、自分の仕事にまで影響がくるかもしれない。

やはり間違いは間違いとしてきちんと指摘すべきだろう。

こういうときに、相手を刺激せずに間違いを指摘する魔法の言葉がある。

それは「私だったら、こうする」という言い方だ。

自らを主語にした状況に置き換えることで、相手の気持ちを和らげることができるのだ。

ちなみにアメリカの心理療法から生まれた「アサーション」という、コミュニケーションスキルのひとつなのだ。

この方法を使えば、自分の意見を相手に確実に伝えることができ、そのことで人間関係にひびが入ってしまうこともない。

もちろん、自分のストレスも抑えることができるので、ぜひ実践してみてほしい。

重要な取引先との交渉中に使いたい言葉の「切り札」

この言葉の意味は、説明するまでもないが「運命を共にしよう」ということだ。

これを取引先に対して使うと、「何があっても私は最後まで一緒に責任を負います」という意味になる。

取引先との契約には、どんな場合であれお互いリスクや不安があるだろう。

それが大きな契約であればあるほど、失敗したらどうしようといった不安が付きまとうが、「運命共同体」と言われると、どこまで責任を取ってくれるかは別として、「この人なら何か問題が起きても、きちんと対応してくれるだろう」という安心感が生まれるのだ。

さらに、責任感が強い人というイメージを相手に与えることができる。

ただし、この言葉を頻繁に使っていては効果がないどころか、軽い人間だと思われてしまうかもしれないので注意したほうがいい。

この言葉は、重要な顧客のときだけに使うようにするといいだろう。

前向きな言葉をかけると関係が深まるワケ

こんな状況のときに、誰かに「私にできることがあれば遠慮なく言ってください」とか、「次はきっと成功するよ」などと親身になって声をかけられると、普段よりもうれしく感じるうえに、その人に対して自然に好意や信頼を寄せるのだ。

この心理は、誰かに少しでも自分を認めてほしいという気持ちから起こるもので、落ち込んでいるときや逆境にいる人は、そんなときに自分を認めてくれる相手に出会うと無条件に親近感を持つのである。

このことを活かして、もし会社で同僚が失敗したときには積極的に話しかけて励ましてあげるといい。

そうすることであなたの評価が上がるだけでなく、相手との絆が生まれることもある。

同僚の失敗は、その人との関係を深くするチャンスでもあり人脈を広げるチャンスでもあるので、そのような状況になっていたら、できるだけ早く自分から前向きな言葉をかけてあげたいものだ。